再生医療のメリット
再生医療のメリット
こんにちは、看護師の面田です。
月日が経つのは早いもので、2018年もあと12日となりましたね。今年がいい1年だったと思えるように、残りの日々を大切に過ごそうと思います。
さて、今回は膝の治療で再生医療を行う上でのメリットについてお話したいと思います。
~再生医療のメリット~
必要があれば何度でも受ける事が出来る。
当院では再生医療の培養幹細胞治療、PRP-FD治療を行っておりますが、どちらも何度でもお受け頂く事が出来る治療です。
例えばステロイド注射の場合、何度もステロイドを膝に注射することで軟骨の変性や骨粗鬆症といったステロイド性膝関節症を引き起こす可能性があり、頻回に注入する事は推奨されません。
それに対して培養幹細胞やPRP-FDは、何度も注入したからといって膝に悪影響を及ぼすことはございません。ご自身の血液や脂肪が原材料として使われているので、膝に対して負担にならないのです。アレルギー反応を起こすリスクも少ないです。
例えば1年前にPRP-FDを注入して痛みが楽になったけれども、最近仕事で外出が増えて歩きすぎてしまい膝がまた痛くなってきたというような場合、もう1度注入したりする事も出来ます。
よく、PRP-FDを注入した後に培養幹細胞の治療は出来ますか?といった質問や、またはその逆の質問をされることがありますが、どちらも可能となっております。
血液を使ったPRP-FDの治療も、脂肪を使った培養幹細胞の治療もどちらも気になるという方は、注入の時期をずらして両方受けて頂く事も出来ます。
その②体への負担が少ない
培養幹細胞の治療も、PRP-FDの治療も体への負担がとても少ないです。
例えば、保険診療で膝に対して行われている治療として人工膝関節置換手術がありますが、手術は全身麻酔で行われ体への負担が大きいですし、入院も数週間必要です。感染症やエコノミークラス症候群のリスクもあります。またその後長期間に渡ってリハビリを行う必要もございます。
それに対して、PRP-FDは採血と注射器での注入という2ステップで行える治療となっているため、人工膝関節置換手術と比較したら体への負担は雲泥の差です。
また、培養幹細胞治療は脂肪を採取するために手術をさせて頂きますが、局所麻酔でおちょこ1杯分の脂肪を採らせて頂くものになっておりますので、同様に身体へのダメージは少ないものです。入院の必要はなく、日帰り手術となっております。脂肪採取の手術後は多くの方が普段通りに過ごされております。
当院では脂肪採取の手術日や、培養幹細胞やPRP-FDの注入日には痛みが出た時のために痛み止めのお薬をお出ししておりますが、痛まなかったので飲まなかったという方もいらっしゃる位です。
安全な治療を安心して受けたいという方、体への負担が少ない治療をしたいという方はぜひ再生医療を検討されてみてください(^^)/