再生医療の治療についてのよくある質問
再生医療の治療についてのよくある質問
こんにちは!大宮ひざ関節症クリニックの看護師面田です。
6月に入り、じめじめとした湿度の高い日が続いています。
これから梅雨になり雨の日が多くなると思いますので、当院へお越しくださる際は足元に気を付けてご来院ください(^^)
さて、今回は再生医療治療についてよく頂く質問についてまとめてみました。
当院での再生医療を考えているのでしたら、是非参考になさってください。
Q1:再生医療の治療をしたら、いつ頃から効果は出始めますか?
治療後に効果が出始める時期には個人差がありますが、一般的に再生医療は即効性のある治療ではなく、注入後お膝の中で変化が起こるのには時間がかかります。PRP-FDは約1か月後、培養幹細胞は約1~2か月後から変化が出始める方が多いです。早い方だと注入数週間後から効果を実感し始める方もいますが、遅い方ですと数か月かかることもございます。
Q2:再生医療の治療中は激しい運動は控えた方が良いですか?
培養幹細胞やPRP-FDを注入した後、歩きすぎたり激しい運動をしてお膝に炎症が起こってしまうと、効果が出づらくなる事がございます。ですので特に注入数か月後までは膝に負担がかかることは控えて頂きたいです。注入したあとにいつからどういったスポーツを開始して良いかは、注入後の診察で医師の方からアドバイスさせて頂きます。
また、注入して数か月経った後も、より治療の効果を持続させるためには日常生活での膝への負担を控えた方が望ましいです。変形性膝関節症は進行する疾患ですし、生活の中でお膝を使うにつれて半月板や軟骨へダメージが出てくきますので、普段から気を付けて頂きながら生活した方がよろしいです。
Q3:再生医療の治療中もヒアルロン酸注射やブロック注射、水抜きをしても良いですか?
再生医療の治療を受けている間にヒアルロン酸注射やブロック注射、水抜きをして良いかどうかは、お膝の状態を診察した上で医師の方からアドバイスさせて頂きます。ただし、針を刺す行為は少なからず感染症リスクがございますので基本的には注入前後は避けていただいています。膝に感染症が起こると、治療をする上で影響が出てしまいますので、針を刺す治療は必ず当院の医師に相談して頂きます。注射以外にも、鍼治療を行う場合なども、相談して頂いております。
Q4:入院の必要はありますか?
当院で行っているPRP-FD治療、培養幹細胞治療ともに入院の必要はございません。PRP-FDは採血→注入→診察といった流れで治療を行い、培養幹細胞治療は採血→脂肪採取手術(局所麻酔の日帰り手術)→注入→診察といった流れで治療を行っていきますので入院の必要は全くございません。お仕事をしている方やご予定が多くて忙しい方には最適な治療となっております。
再生医療はまだ新しい治療で情報が少ないですので、色々と不安に感じることも多いかと思います。