なぜ大腿四頭筋を鍛えるのか
なぜ大腿四頭筋を鍛えるのか
こんにちは。
大宮ひざ関節症クリニック 大宮院 トレーナの米川です。
コロナウイルスの緊急事態宣言期間も終わり、制限の緩和に向かっているのは喜ばしいですね!ですが、まだまだ油断は禁物です。当院でも感染対策は継続していきますので、ご来院頂く際はご安心下さい。
さて、本日は変形性膝関節症に対するリハビリについて、患者様からよくいただくご質問とともにご紹介致します。
当院でご指導している代表的なリハビリメニューは2つです。
①セッティング(タオルつぶし)
②エクステンション(膝伸ばし運動)
それぞれ、鍛えたい部位は太ももの前面、「大腿四頭筋」という筋肉です。
日頃、リハビリ実施の際に次のような質問をよくいただきます。
- 「どうしてここ(大腿四頭筋)を鍛えるといいの?」
上記に対してのご説明を致します。
筋肉には「抗重力筋」というものがあります。これは、重力によって身体にかかる負荷に抵抗し、姿勢を保持する筋肉のことを言います。
「抗重力筋」を大別すると5箇所あります。
(1)背中:脊柱起立筋、広背筋
(2)腹筋:腹直筋、腸腰筋
(3)お尻:大臀筋
(4)太もも:大腿四頭筋
(5)ふくらはぎ:下腿三頭筋
このように大腿四頭筋は抗重力筋のうちの一つであり、立ち上がる場面や歩行時など立位でのお膝周りの負担を軽減するのにも一役買っています。
当院でご指導している2つのリハビリ運動は、それぞれ患者様のお膝の状態にあわせてお伝えしております。
お膝のお痛みでお困りの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。