膝の痛みは冷やす?温める?
膝の痛みは冷やす?温める?
こんにちは。
本日大宮ひざ関節症クリニックのブログを担当させて頂きます、看護師の面田です。
お膝に痛みにある方が多くご来院されますが、皆様からのご質問で多いのが、
『膝が痛いとき、冷やすのと、温めるの、どちらが正解なの??』と。
実はどちらも正解です!!
では、どのような時に冷やすのでしょうか、温めるのでしょうか。
お膝を冷やす目的は炎症を抑えることです。
冷やすことで炎症を抑えて炎症が広がらないようにします。
たとえば捻挫や打撲などにより、炎症が起こった直後(急性期)は冷やします。
あとは、多く歩いてしまったり、お膝に負担をかけた後などお膝に熱をもっていると感じたら冷やします。
お膝を温める目的は、
①血行を促進して、痛みを感じる物質を流して痛みを改善すること
②過剰に収縮している筋肉を緩めること
そのため、慢性的に痛いときや、過剰な筋肉の収縮が持続しているときは温めます。
急性期は痛み始めて1週間、それは以降は慢性期となります。
キーポイント
●単に冷やす、温めるを行うのではなく、目的をもって選択する
●急性の炎症期には冷やすことを選択する
●慢性的な痛みには温めることを選択する
当院では、冷やしても、温めても痛みが緩和しない方が多くいらっしゃいます。
まずは保険診療を受診していただき、
保険診療で限界を感じた方が多くいらっしゃいます。
当院治療内容
血液由来のPRP-FD治療
PRP-FD注射は、採血と注射だけで完了する治療です。
治療までのご来院回数は、2回です。
採血のためにご来院していただき、3週間後に再度ご来院して頂いて注射ということになります。
脂肪由来の培養幹細胞治療
脂肪由来の幹細胞が持つ抗炎症作用で関節内の炎症を抑え、痛みの緩和を目指します。
必要な脂肪の量はわずか20mlです、おちょこ1杯分です。
わずか20mlの脂肪から採れる幹細胞を培養し、必要量まで増やします。
もちろん!量が少ないので痩せ型の方やご高齢の方でも可能です。
治療までのご来院回数は、3回です。
全身検査のための採血のためにご来院していただき、別日に脂肪採取、6週間後に再度ご来院して頂いて注射ということになります。
最終的にお膝は冷やすの?温めるの?
痛いと思う部位を触ってください。
痛くない部位よりも熱いと感じたら炎症期と思って、急性期と判断し、冷やしてください。
痛くない部位よりも冷たく感じる場合は、慢性期と思って温めてください。
急激に痛みが強くなった時に、その部位が熱く感じる時は安静にして冷やして、その後痛みが和らいだ時期に温めると良いでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。