年末年始休暇のおしらせ。PRP-FD治療とは?PRP治療との違いは何?
年末年始休暇のおしらせ。PRP-FD治療とは?PRP治療との違いは何?
初めまして、8月より大宮ひざ関節症クリニックで働かせて頂いております看護師の面田です。
私が入職した時期は夏の暑い時期だったのですが、季節はすっかり様変わりし寒さの厳しい時期になりました。
これからいよいよ冬本番ですね。
2018年も残り1ヵ月半になりましたが、大宮院の年末年始の予定は、以下のようになっています。
12月27日(木)までは通常どおり診療
12月28日(金)は休診日
12月29日(土)休診日
12月30日(日)診察日
12月31日(月)休診日
1月1日(火)休診日
1月2日(水)休診日
1月3日(木)休診日
1月4日(金)より診療再開
お仕事が年末年始で長く休みになるという方、膝のお悩みを今年中に解消したいという方はぜひ当院にカウンセリングにいらっしゃって下さい。
さて、今回は当院で行っているPRP-FD治療について、他院で行っているPRP治療との相違点なども含めてご紹介したいと思います。
当院では膝の治療としてPRP-FD治療を行っていますが、PRPとは多血小板血漿(Platelet-rich plasma: PRP)=血小板が多く含まれている液体成分のことです。
血小板は何かといいますと、ケガなどで出血した際に瘡蓋をつくって血管の壁の穴を塞ぎ、修復を促していく働きを持っています。
組織修復能力のある血小板を取り出して、濃縮させてお膝に注入することで、自己修復能力を活性化させることができます。
さらに当院では、血小板を濃縮したPRPをさらに高濃度に濃縮したPRP-FDというものを用いています。
FDとはフリーズドライ加工の略です。フリーズドライ加工をすることでPRPの段階では存在していた不要な成分を取り除き、成長因子を活性化させることができます。
PRP治療は、採血をしてその場で遠心分離機で分離させた上澄み液をそのまますぐに注入するものになります。採血した後その日に注入できるメリットがあるのですが、不要な成分もその上澄み液には含まれていますので血小板の濃度はPRP-FD治療よりも低く、治療として複数回注入するプランの場合が多いです。
PRP-FD治療はフリーズドライ加工するのに3週間お時間を頂いているのですが、PRPよりも濃度が濃いので注入は1回で行っています。
PRP治療とPRP-FD治療ではこのような違いがありますので、治療を受けるうえで参考にして頂けたらと思います。
ぜひお気軽にカウンセリングにお越しください。