半月板損傷や靭帯損傷による膝の痛み
半月板損傷や靭帯損傷による膝の痛み
こんにちは、メディカルコンシェルジュの永倉です(^^!
膝の状態として、「半月板損傷」「靭帯損傷」と診断された方がいると思います。
この「半月板」と「靭帯」についてお話したいと思いますm(__)m
※インターネット画像引用
【半月板】
半月板は荷重関節である膝関節内で大腿骨と脛骨の間にある軟骨組織です。構成成分は線維軟骨細胞である半月板細胞、コラーゲンであります。
また生体学的機能として、歩行時、ジャンプの踏切りや着地、切り返し動作においての関節にかかる過剰を分散し、また衝撃を吸収して、関節安定性、滑動性を向上するなどと重要な役割を担っています。
半月板損傷は、
〇膝関節の疼痛
〇動作においてひっかかり症状
などの症状が出る!
半月板は屈伸の動きに伴い関節内で位置を変えて動いています!
【靭帯】
靭帯は関節の安定性にとって重要な組織である。成分はコラーゲンを主とする膠原繊維よりなる。
靭帯を損傷すると、関節が亜脱臼、もしくは脱臼を起こします!
特になにもせずにも年齢や加齢、体重などの影響で特に前十字靭帯は損傷をしやすい。
この「半月板損傷」や「靭帯損傷」は通常の治療といえば、
・縫合修復術
・靭帯再建術
があげられる。
しかし、現在の医療技術により再生治療でも効果は期待されてきている。
<半月板損と靭帯損傷に対する再生治療の効果>
※三輪書店出版「再生医療とリハビリテーション」P.99抽出
①半月板損傷、靭帯損傷で縫合修復術が可能で縫合した場合、縫合修復を行った部位の治癒を促進し治療期間が短縮される。
②半月板の欠損部に対し、細胞、または細胞外マトリックスと細胞を用いた治療により、欠損部が再生し、半月板機能が回復する。
③靭帯再建術において、移植腱の骨付着部での治癒、リモデリングを促進し、治癒機関が短縮される。
④靭帯損傷において修復術により修復靭帯や再建術での移植腱の生態力学的強度が増し、より正常に近い状態に回復する。
とあります。
時代が進むと、治療の期待度もどんどん上がりますし、日々成長しているのが分かりますね(^^
知って考えることはできるが、知らないと選択するこすりゃできないですねm(__)m