正しいインフォームドコンセントとは
正しいインフォームドコンセントとは
今日のブログは、医師ならば誰もが心がけているインフォームド・コンセントの話です
インフォームドコンセント
「十分に知らされた上での同意」と訳されることが多い。インフォームド・コンセントを根づかせることが患者と医師の信頼関係を築く。医師は病気の内容、どんな治療法があるか、治る確率や治療の問題点、危険性などを、患者が理解できる言葉で患者に知らせる。その上で納得した上で治療を進めることが必要とされる。出典:(株) 朝日新聞出版発行「知恵蔵」より一部改変
どこの病院でも当たり前のように行われているか?と考えると、必ずしもそうではありません。
よくあるのは、レントゲンを見ただけで「手術しかない」というセリフです。
東京女子医大整形外科に勤務していたころ、人工関節置換術は患者様のご希望がない限りは行いませんでした。
手術は標準治療なのは間違いありません(標準治療と対症療法の違いはこちら)。
しかしあくまでも治療法の選択肢の一つで、その前に保存加療ありき・・・と考えていました。
現在もそのコンセプトは変わりません。
僕は正しいインフォームドコンセントを遵守した上でカウンセリングを行っています。
ひざの痛みでお悩みの方のご予約をお待ち申し上げています。